まずは今回、鎌倉にお届けしてきた二本のご紹介です。
どちらも豪華なドイツ松を使って税込で20万をわずかに下回るオススメのウクレレとなっております。ケース別売りです。
こちら345ミリのクラシックソプラノです。びっしりとマイクロなベアクロウ杢が入ったドイツ松の表板は一見すると気難しくて固い音が出てきそうです。
が、しかし。これは実際に手に取って弾いてみると驚くほど柔らかい鳴り方をします。弾き語りにもソロ演奏にも、どちらにも使いやすいはずです。ピックガードに見えるのは実は直接表板に埋め込んである、つまりインレイされたハカランダです。デザイン的に柾目方向とはあえて垂直にはめ込んであります。ヘッドは昨年後半から導入した鹿島槍ヘッド。ボディ外周にはモノトーンのロープ柄のパーフリングを巻いてます。
いいソプラノは弾いていて小さく感じません。手に取ると345ミリスケールを弾いていることを忘れさせてくれます。サイドバックはシルキーなインディアンローズウッドです。
同じく鎌倉にお届けしたもう一本。こちらは360ミリのソプラノロングモデルです。前出機と同様にウッドピックガードをはめ込んであります。こちらはうっすらストライプの入ったエボニーです。表板にも同じくドイツ松を使っていますがこちらは一枚板です。サイドバックはワイルドな印象のインディアンローズウッドです。
前出機よりもラウドなサウンドをお楽しみ頂けます。このスケールになるとコンサートとほぼ同じ感覚で弾けるのが特徴です。
スケールが15ミリ長いだけでも弾き味はかなり違っていて面白いですよ。ぜひお店で弾き比べて頂きたいです。ジョイント位置が14フレットなので前出機よりもテクニックは要しないかと(笑)
最後にこちら。東京のクロサワ楽器池袋店さんにお届けした345ミリソプラノ。
オールホンジュラスマホガニーボディで柔らかい鳴りが特徴です。センターストライプ指板、鹿島槍ヘッドの組み合わせは初めてなので新鮮に感じます。
以上、3本が今年一発目の出荷となりました。どうぞよろしくお願いします。
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