WM432
Tenor model
設計から見直して生まれ変わったテナーです。前の怒り肩から撫で肩になってボディ全体も少しだけ大柄になりました。表板には豪快なベアクロウが入ったシトカスプルースを使いました。3本ファンブレイスを大きめに配置してブリッジプレートも若干広めに。サイドバックが硬質なブラジリアンローズの組み合わせなので反射の強い輪郭がはっきりした音像です。
ロゼッタにはスタビライズドウッドをアバロンリングで挟み込んだモデルのWM。OHとPPを掛け合わせた贅沢なロゼッタです。
テナーの安定感、やっぱりいいですね。数年前までは毎日テナーばかり弾いていました。地元のカフェでBGM係を仰せつかっていた時もテナー。マキノ高原でライブした時もテナー。昔懐かし鳥羽市角屋さんのライブでもテナー。音の広がり方がコンサート以下とはまるで違います。
サイドバックにBRW。言わずと知れた最高級材が醸し出すオーラがありますね。こんな希少な木材を使ってウクレレ作りができるなんて幸せです。ウッドバインディングにはハワイアンコア。バインディングの下にはコンマ5mmの白いラインを入れてあります。
Aロゴです。前とデザインが変わりました。細くてエレガントなラインになったと思います。ちなみにオーダーの際にはこのAロゴ、または日本鹿インレイ、ロゴなしの3つから選択できます。
というわけで新生テナーのご紹介でした。
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