OH360RT-Type1
rosetta type :OH
scale :360mm
14fret joint/19fret end
puff ring type :R
binding type :T(栃)
body type :type1
top ウエスタンレッドシダー
side/back インディアンローズウッド
neck マホガニー
finger.b エボニー
head face plate マッカーサーエボニー
bridge エボニー
strings Ancestor's弦
peg UPT
鹿ロゴ
先週末に完成したOH360RT-Type1です。
弦が落ち着いた頃合いを見計らって今日、岸和田に発送しました。
このシダーローズ、自分のものにしてしまいたいと本気でしばらく考えてました。
お店からの納期ありきのオーダーで信用問題にも関わるので実際そんなことは不可能ですが(笑)
どこがそんなに良いのかと言いますと、
①音程の安定感
ヴィンテージウクレレを弾いてる方はわかるかと思いますが、短いスケールはとにかくチューニングが安定しない。落ち着いて演奏できるっていうのはそれ自体がアドバンテージだとも言えます。
②ライトな箱鳴り感
良いソプラノの条件はまずこれです。軽いタッチでそれ以上のレスポンスがすぐさま返ってくる。力まずとも自然と琴線に触れる音が柔らかく出てきてくれる。
③ハイポジション
にいけば行くほど陶酔するサスティン。安物ソプラノには絶対ないのがこれ。10フレット以降はさらに気持ち良い。コードもビシッと決まる。
他にも色々あるんですが、とにかく一音一音が綺麗なので無理に聴かせようとしなくても楽器が勝手に語ってくれるんです。こういう風にしたくていつも頑張って作ってはいるものの中々簡単には行かないのが現実。今回はたまたま良い結果になりました。このウクレレをどんな方が購入して、どんな風に付き合っていくのか正直めっちゃ気になります。なんというか、愛娘を嫁に出す心地(笑)